
50歳からの女性向けフィットネス「WaistlineGroup」をビジネスモデルキャンバスで分析
リモートワークなどの運動不足などの要因から、健康ブームの風潮が出てきたと言えます。
健康食品や、タンパク質・糖質などに着目した商品なども店頭で見かけることが増えました。
食品以外にも、ジムや自宅でトレーニングを行う人やピラティス、ヨガに通い始める人も見受けられます。
トレーニングジムと言えば、年代関わらず様々な人が利用していますが中には若い人ばかりが通うジムには行きにくいといった人もいます。男性がいるとトレーニングしにくいと感じる女性も多いでしょう。
そのような人たち向けに、50歳からの女性向けフィットネスクラブを運営しているのが「WaistlineGroup」です。
目次
「WaistlineGroup」とは
50歳からの女性向けフィットネス「waistline fitness」を運営するスタートアップです。
「waistline fitness」は、50歳からの新しい体感型のフィットネスクラブで、毎日でも通うことができるような空間とトレーニングシステム、コミュニティ、気軽に参加できる会員制フィットネスを提供しています。
40分のレッスンで500kcal燃焼をすることが可能なプログラムもあるため、自分だけではどのようにトレーニングしてよいか分からない人も安心です。
さらに、会員限定カフェサロンも設置されていてサービスとして、レッスン後カフェサロンにて、コーヒー、紅茶、スープを無料で提供しています。
WaistlineGroupのビジネスモデルキャンバス
では、WaistlineGroupのビジネスモデルについて、ビジネスキャンバスを用いて整理してみましょう。
1.顧客セグメント
・健康のため、体型維持のために運動をしたい50歳以上の女性
普段の運動不足などの理由から健康のため、体型維持のために運動をしたい“50歳以上の女性”のためのフィットネスクラブを運営しています。
2.提供価値
・50歳からのフィットネスクラブとして年齢を気にせず通える新しい体感型の会員制フィットネスクラブの提供
・毎日でも通える空間とトレーニングシステム、会員限定カフェサロンなどもありコミュニティとしても気軽に参加できる
・40分のレッスン500kcal燃焼をすることが可能で効率的に運動が出来る
50歳からのフィットネスクラブとして年齢を気にせず通える新しい体感型の会員制フィットネスクラブの提供をしています。
毎日でも通える空間とトレーニングシステム、会員限定カフェサロンなどもあり同年代同士のコミュニティとしても気軽に参加することができます。会員限定カフェサロンでは、レッスン後カに、コーヒー、紅茶、スープを無料で提供しているのでトレーニング後のリフレッシュ空間として利用することが出来ます。
また、40分のレッスンプログラムがあり、500kcal燃焼をすることが可能となるため効率的に運動が出来ます。パーソナルも1回あたりで行うことが出来るため、自分でどのようにトレーニングをしていいか分からない人も安心です。
3.チャネル/販路
・利用者の口コミ
・ネット検索(フィットネスクラブ付近の住民など)
現在、東久留米、岡山でフィットネスクラブを展開しています。
地域柄もあり、利用者の口コミによって広がっていく点が大きいと思います。
また、フィットネスクラブ付近の住民がトレーニングジムやフィットネスクラブをネット検索していてwaistline fitnessを見つけて50歳からの女性に向けたフィットネスクラブというコンセプトに惹かれた方が利用を開始することが多いのではないでしょうか。
しっかりと顧客セグメントやコンセプトを決めたサービスであるため、当てはまる人が集まってくるといえます。
4.顧客との関係
・会員限定カフェサロン
・同年代の人とのコミュニティの場にも活用
・パーソナルトレーニング /個人レッスン
運動の前や後で、同じ目的を持つ仲間と作る新鮮な空間となる会員限定カフェサロンがあります。
会員向けに提供される飲料のサービスと共に何気なく雑談できるような、フラットな場所として利用することが出来ます。同年代の人とのコミュニティの場としても活用が可能です。
パーソナルトレーニング 、個人レッスンも利用が出来るため自分だけではどのようにトレーニングしてよいか分からない場合も効率的にトレーニングすることが出来ます。
5.収益の流れ
【トレーニングプラン料金】
入会金 20,000円 (税込 22,000円)
月額 9,800円 (税込 10,780円)
パーソナル1回 2,800円 (税込 3,080円)
【サプリメントの販売】
1本 / 46円 (税込 50円)
利用者による、トレーニングプラン料金の他、サプリメントの販売も行っています。
トレーニングでは、1回あたりでパーソナルも利用することが出来ます。
サプリメントは、運動補助機能サプリメントでマグネシウム&カルシウムの特別なサプリを販売していて運動効果を高める役割を持っています。
6.主要な資源
・トレーニングマシン、測定器など
・トレーナー
・会員限定カフェサロン
フィットネスクラブはでトレーニングをする際に使用するトレーニングマシンや、体重、体脂肪、内臓脂肪、筋肉量などを計測できる測定器の設置もしています。
パーソナル等行うトレーナーや会員限定のカフェサロンも主要な資源として挙げられます。
7.主要な活動
・フィットネスクラブの運営
・プログラム考案
・サプリメントやカフェドリンクなどの考案
50歳からのフィットネスクラブ運営を行っています。
1レッスン40分のプログラム考案やサプリメントやカフェドリンクなどの考案も行っています。
8.主要パートナー
・出資企業
・トレーナー
イシカワホールディングス株式会社をはじめとする出資企業やパーソナルを行うトレーナーが挙げられます。
9.コスト構造
・トレーニングマシン費
・フィットネスクラブ管理費
・人件費(トレーナーなど含む)
トレーニングマシンや家賃などを含むフィットネスクラブ管理費、トレーナーなど含めた人件費などがコストとして挙げられます。
コンセプトや顧客セグメントの明確化によって集客効果を高める
「waistline fitness」は、50歳からの新しい体感型の女性向けフィットネスクラブとしてサービスを提供しています。
様々なトレーニングジムやフィットネスクラブはありますが、年齢を絞り会員限定のカフェサロンを併設させる取り組みはとても珍しいと言えます。
若い人ばかりが通うジムへは行きにくい、男性がいるとトレーニングしづらいなどの悩みを解決したサービスであると言えます。
また、それだけではなくしっかりとトレーニングの効果を高めるようサプリメントの販売や40分のレッスンで500kcalを消費できるプログラムを用意するなど運動面でも課題を解決するための工夫がされています。
しっかりとコンセプトや顧客セグメントを明確化することによって該当する方々への集客効果を高めていると感じました。
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