複数のメッセージアプリを一元管理できる「OneChat」をビジネスモデルキャンバスで分析

仕事の業務上、多くのお客様とメッセージのやり取りをする必要があるといった方も多いのではないでしょうか?
お客様によって違うメッセージツールを利用する場合もあり、利用頻度が低いツールだと重要なメッセージを見逃してしまうことにも繋がってしまうかと思います。
仕事をしている上で、メッセージの見逃しや返信し忘れは絶対に防ぎたいものです。
OneChatでは、1つのアプリで複数のメッセージツールのメッセージを確認、返信できるサービスを提供しています。

 

 

「OneChat」とは


引用:https://onechat.jp/

あらゆるメッセージを1つのアプリで送受信できるサービス「OneChat」を提供するスタートアップです。「OneChat」は、1つのアプリであらゆるメッセージツールの確認・返信が可能なチャットアプリの一元管理サービスです。
昨今、会社によって異なるメールツールやチャットツールなど、連絡手段が多様化しているなどの背景から、「連絡先に応じてツールを切り替えるのが大変だな」と感じた方も多いかと思います。
事実、新型コロナウイルスの影響でテレワークが急激に推進される「以前」の2018年に行われた調査ですら、「一人あたりのチャットツール平均利用数は3個」という結果を出しています。
この多様化は利便性に加えて、メッセージの返信漏れや業務効率の低下といった副作用も含まれます。
そのような問題を解決するツールが「OneChat」です。

 

 

OneChatのビジネスモデルキャンバス

では、OneChatのビジネスモデルについて、ビジネスキャンバスを用いて整理してみましょう。

 

1.顧客セグメント

・顧客ごとに異なる複数のメッセージアプリを利用し、確認・返信漏れにより機会損失に繋がっている企業
(使用頻度の低いツールでのレスポンス遅延、確認漏れが生じているなど⇒会社で導入)

OneChatは、お客様によって複数のメッセージツールを使い分けているなどで複数のメッセージツールを利用する人や使用頻度の低いメッセージツールでのレスポンス遅延、確認漏れが生じてしまっているため防ぎたい人向けのサービスです。
確認・返信漏れによって機会損失に繋がってしまっている等の課題がある企業が会社で導入しようとしている場合も多いでしょう。

 

2.提供価値

・13種以上のメッセージツールの一元管理、通知機能で返信・確認漏れが減る
→顧客との信頼関係構築
・チャットUIの独自サービスでnotionやevernote、google driveなど開くことができ、予定管理サービスにも対応
・メッセージ、予定管理、他ツールと連携できるためアプリひとつであらゆる確認が可能

1つのアプリで13種以上のメッセージツールの確認・返信ができるため複数のメッセージツールを往復し画面を切り替える必要がなく、手間が減ります。
そのことによって、メッセージの確認漏れを減らすことができ、顧客との信頼関係も保つことが出来ます。
同じブラウザにすベてのメッセージを集約できるので、よく起こりがちな、普段の使用頻度の低いメッセージアプリでの見逃しや、返信漏れの心配が減ります。
また、チャットUIの独自サービスでnotionやevernote、google driveなど開くことができ、Googleカレンダーなどの予定管理サービスにも対応しているためアプリひとつで確認ができる点が魅力です。

 

3.チャネル/販路

・プレスリリース、ニュースリリース
・WEBニュース、新聞などのメディア掲載

サービスに関するプレスリリースやニュースリリースによる広報の他、Yohoo!ニュースやITmedia、新聞など様々なメディアにも掲載されています。
2022年9月12日にリリースされた際にもプレスリリース、ニュースリリースを行っています。

 

4.顧客との関係

・初月無料キャンペーン
・Googleカレンダーなどの予定管理サービスにも対応
・新規メッセージが届いた際の通知機能

OneChatでは、初月無料キャンペーンを行っています。
まずは1か月試して使用感を見て利用を開始することが出来るのが良いですね。
また、Googleカレンダーなどの予定管理サービスにも対応していて、新規メッセージが届いた際の通知機能も備えているためより確認漏れを防ぐことが出来ます。

 

5.収益の流れ

・初期費用0円
月額利用料220円
⇒企業での導入により一気に大量利用

OneChatは、初期費用0円、月額利用料220円で利用することが出来ます。
企業での導入により一気に大量利用を見込むことが出来るため、個人利用よりも企業導入を考慮した収益化の仕組みとなっていると考えられます。

 

6.主要な資源

・メッセージツール管理アプリ

複数のメッセージツールを1つのアプリで確認が出来るメッセージツール管理アプリが主要な資源として挙げられます。

 

7.主要な活動

・メッセーズツール管理アプリの開発
・連携可能ツールを増やす
・リリース告知、広報活動

主に、メッセージツール管理アプリの開発や連携可能ツールを増やす活動を行っています。
また、2022年9月12日にリリースしたばかりということもあり現在はリリース告知、広報活動に注力していると言えます。

 

8.主要パートナー

・メッセージ連携サービス企業

OneChatは、Slack,Chatwork,Gmail,Messanger,Instagram,Yahoo!mail,Microsoft Teams,Twitter,Google Drive,Skype,Outlook,Discordなどのメッセージツールと連携しています。
上記の主要メッセージツールの連携サービス企業がパートナーとして挙げられます。

 

9.コスト構造

・メッセーズツール管理アプリ開発費
・メッセージ連携サービス利用料
・広報費

メッセーズツール管理アプリ開発費や、広報費が挙げられます。

 

 

コミュニケーションツールの多様化に対する課題へのアプローチ

近年、コロナウイルスの影響によりリモートワークが広まり、同時にコミュニケーションツールの多様化も進みました。
そのような中、複数のメッセージツールを利用する機会なども増えた方もいるでしょう。
1つのアプリでまとめて確認・返信することができることが出来ないか、といった課題を見事に解決したサービスがOneChatだと言えます。
様々な多様化が進む中であがる課題に対するサービスが普及することによって、より便利な世の中を実現しています。

 

 

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