
マーケティング自動化ツール「Klaviyo」をビジネスモデルキャンバスで分析
あなたの会社では、顧客データをしっかりと活用しマーケティングを行うことが出来ていますか?
蓄積しているデータを上手く利用できずにいるのはもったいないですが、ビッグデータを分析し活用できていないという点は色々な企業が立ちはだかっている課題だと思います。
まだ利用できていないデータを1カ所に集めて分析することが出来れば顧客へのより優れた提案にも繋がります。
そんな課題を解決するべく生まれたのがマーケティング自動化ツール「Klaviyo」です。
目次
「Klaviyo」とは
Klaviyoは、メールマガジンの配信や顧客データ分析、SNSの活用などを総合的に行うマーケティングツールです。
企業規模に関係なく、デジタル広告の集客支援や分析、営業(インサイドセールス)の自動化を行えることが、Klaviyoの大きな魅力だと言えます。
特に、ECサイト作成支援サービスのShopifyを始めとしたeコマースプラットフォーム各サービスとAPIで連携し、メールマーケティングを効率化する拡張サービスとして注目を集めている海外SaaSです。様々な企業がすぐに利用可能な柔軟性を兼ねそなえているとして有料顧客数、無料ユーザー数を大きく増やしています。
Klaviyoのビジネスモデルキャンバス
では、Klaviyoのビジネスモデルについて、ビジネスキャンバスを用いて整理してみましょう。
1.顧客セグメント
・WEBマーケの部隊、仕組みがない企業
顧客データを上手く活用し、マーケティングを行えていないという課題を持ったWEBマーケティングの部隊や仕組みがない企業が顧客セグメントとして挙げられます。
ちなみに、Klaviyoのユーザーは現在120カ国に広がっていますが、有料ユーザーは北米と欧州に集中しているとのことです。
2.提供価値
・shopifyをはじめとしたECサイトと連携利用しやすい
・パーソナライズされたメールで顧客を魅了し、収益の向上を実現
・企業規模に関係なく、デジタル広告の集客支援や分析、営業(インサイドセールス)の自動化を行うことができる
KlaviyoはECサイト作成支援サービスのShopifyを始めとしたeコマースプラットフォーム各サービスとAPIで連携し、メールマーケティングを効率化する拡張サービスとして多くのユーザーから利用されています。
蓄積した顧客データをテキストと電子メールマーケティングとして提供し、パーソナライズされたメールで顧客を魅了し、収益の向上を実現できます。
企業規模に関係なく、デジタル広告の集客支援や分析、営業(インサイドセールス)の自動化を行うことができる点がKlaviyoの大きな魅力として挙げられます。
DX推進における第一歩にも繋がるのではないでしょうか。
3.チャネル/販路
・営業
・製品イベント
・メディア
営業活動の他、Klaviyo製品イベントや、メディアに取り上げられることによってKlaviyoの認知を広げていると言えます。
4.顧客との関係
・製品イベント、Klaviyoコミュニティ
・デモを見ることが出来る
・Klaviyoの利用方法を学ぶアカデミー、開発サポートページなどが充実
Klaviyo製品イベントやデモを入手することが出来ます。
KlaviyoコミュニティではKlaviyoの使い方や質問がある際に活用が可能です。
Klaviyoの利用方法を学ぶアカデミー、開発サポートページなども充実しているため利用に困った際にも安心です。開発者ポータルではKlaviyoをうまく統合するために必要な知識を得ることも可能です。
5.収益の流れ
・Klaviyo月額料(メール配信数によって上がる従量課金制)
主に、Klaviyo月額料によって収益を得ています。
利用料金はメール配信数に応じて上がっていく従量課金制で、細かく変動します。Klaviyo公式サイトで、月のメール配信数を入力すると料金が算出されるシミュレーションがあります。分析やセグメントの機能が優れている分、全体的に高めの料金設定になっているとのことです。
6.主要な資源
・マーケティング自動化ツール「Klaviyo」
・開発者
・Klaviyoコミュニティ
マーケティング自動化ツール「Klaviyo」やツールや市ステンノ開発者、Klaviyoコミュニティに蓄積された内容が主要な資源として挙げられるでしょう。
7.主要な活動
・ツール、システム開発
・複数のeコマースプラットフォームとの統合やデータ統合
Klaviyoでは、日ツールやシステムの開発、ECサイト作成支援サービスのShopifyを始めとした複数のeコマースプラットフォーム各サービスとAPIで連携し、メールマーケティングを効率化する拡張サービスとしてデータ統合を行っています。
サービス地域を拡大し、ヘルスケアや金融サービス、非営利セクターなどの顧客層にも重点を置いています。
8.主要パートナー
・複数のeコマースプラットフォーム
ECサイト作成支援サービスのShopifyを始めとしたeコマースプラットフォーム各サービスとAPIで連携し、メールマーケティングを効率化する拡張サービスを提供することで多くのユーザーに利用されています。
9.コスト構造
・ツール、システム開発費
コストとしては、自動化マーケティングツールの「Klaviyo」のツール開発費や、システム開発費、管理運営費などが挙げられます。
高度なパーソナライズによるメルマガの配信で売上向上を実現
Klaviyo(クラビヨ)は、ユーザーの属性・行動履歴などから非常に細かなセグメントができる点が特徴的なメールマーケティングのソフトウェアです。
ShopifyをはじめとしたECサイトと統合できるだけでなく、集客から受注、出荷、購入特典の付与など、Shopifyでビジネスを営むにあたって利用されるさまざまなアプリやシステム、100以上と統合可能です。それら豊富なデータからユーザーをセグメントします。
そして、セグメントしたユーザーの解約リスクやLTV、最適なメールの内容や配信時間を分析し、メッセージの自動作成、ユーザーの行動に応じた配信フローを構築することが出来ます。
配信したメールに対してはA/Bテストなども行うことができるので、PDCAを回しながらメール配信を最適化することが可能となります。メールの開封率やクリック率だけでなく、実際に売上につながったかどうかも分析可能なためKlaviyoを活用することで、有効なマーケティングを行うことができ、大きな役割を果たしてくれるでしょう。
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