「フレームワークの存在意義」とは。ビジネス設計にどう生かすべき?

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PEST分析や3C分析、SWOT分析、マーケティングミックスなど、ビジネスパーソンならば、マーケティングフレームワークに接する機会も多いことでしょう。しかし「どうしてフレームワークを活用べきなのか」を理解できない方もいらっしゃると思います。本質的な理由を分からずに作成しても、効果を生かしきれません。

そこで今回は、18種類のフレームワークを用いてサービスを展開するBizMakeが「フレームワークを活用する理由」について解説します。

 

 

フレームワークを活用すべき2つの理由

20世紀後半にできた古典的なものから、21世紀以降にできた新型まで、ビジネスの進化に合わせて、あらゆるフレームワークができました。起業時社内での新事業立ち上げなどの際に、自社のビジネスモデルを俯瞰して観察したり、内外部環境を分析したりする方もいらっしゃることでしょう。

フレームワークを活用するうえで重要なのは「つくる目的を明確にすること」です。その目的とは大きく分けて以下の2つだと考えます。

・思考に制限を設けるため
・チーム内での共通言語を作るため

では、それぞれの項目について、詳しく解説しましょう。

 

1. 思考に制限を設けるため

新事業を立ち上げる際には、アイディアを起こして新商材を生み出すことが必要です。アイディエーションをゼロベースで考えるのは生産的ではありません。「製品の特徴は?」「想定する顧客は?」「コストはどう抑える?」「どんな競合が考えられる?」と手当たり次第に考えていては、会議にまとまりがなくなってしまいます。結果として、うやむやになったまま会議が終了する。時間ばかりが取られてしまって、プロジェクトが進捗しないことは多々あります。

自由を制限するうえで、フレームワークは役立ちます。
例えば「企業内で新事業を立ち上げることになり、新製品を開発しなければいけなくなった」としましょう。まずは自社の現状を把握するために「SWOT分析」や「ビジネスモデルキャンバス」を利用します。SWOT分析には「強み」「弱み」「機会」「脅威」という欄があります。ビジネスモデルキャンバスには「顧客セグメント」「顧客との関係」「チャネル」「提供価値」「アクティビティ」「リソース」「パートナー」「コスト」「収益」の9項目がある。会議は各項目を思考の出発点として進めればいい。項目が制限されているので、闇雲ではなく効率的に分析ができるのです。

もちろん現状把握だけではありません。競合や顧客などの外部環境を分析する際にも、思い付きで会議を進めると「顧客のニーズはどうなっている?」「競合はどんな仕掛けをする?」「新規参入で他者が介入するリスクはないか?」とバラバラに話が進んでしまいます。

フレームワークにはPEST分析(「政治」「経済」「社会」「技術」)5forces分析(「買い手」「売り手」「競合」「新規参入者」「代替品」)などの外部環境を分析する手段があります。同じように制限をかけることで、頭のなかを整理しながら計画を立てられるのです。

 

2. チーム内での共通言語を作るため

ただし長年、マーケティングの現場に携わってきた方であれば、現状把握や内外環境の分析、ターゲティングやセグメンテーション、提供価値と差別化など、商材開発で必要なマインドが備わっている方もいらっしゃるでしょう。「わざわざフレームワークに書き記さなくとも直感的にアイディアが出る」と感じる方にとって、アウトプットは煩わしいかもしれません。

しかし新事業はチームで進めるものです。それぞれのマインドをチームの共通言語として設定する必要があります。フレームワークは、1つの画面上で要素を可視化でき、会議の進行に合わせてチーム内にシェアすることが可能です。メンバーのアイディアを可視化できるので、共通言語を作れます。

チームの足並みが合わないと、デメリットがあります。例えば、プロジェクトの動きが遅くなってしまうこと。「自分の行動がプロジェクトにとって好影響をもたらすのか」が分からず、判断力が鈍ってしまいます。またビジョンにのっとった行動ができなくなります。フレームワークによって、プロジェクトの方向性をはっきりさせることで、チーム内の動きが活発になるのです。

 

 

フレームワークは思考をしてシェアするための手段

フレームワークによって、思考するきっかけを得られます。また他社とのコミュニケーションができるのです。AIが発達し、人の仕事がなくなりかけている現在「思考すること」は人間にとっての大きな武器になります。

テクノロジーの発達によって人間としての価値が見直されているのは、ご存知の通りです。デザイナーやエンジニアなどのクリエイターをはじめ、バックオフィスもフロントエンドも「働き方」を見つめ直す時期がきています。そこで必要なのは「思考する力」。降りてきた指示をこなすではなく、自分で考えてビジネスをカタチにしましょう。そのうえでフレームワークを有効に使ってください。

 


 

 

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